よくあるご質問

スティンギングテストに関するQ&A

スティンギングテストとはどんな試験ですか?
被験物質(製品)を使用した際に感じる、一過性の感覚刺激を評価する試験です。
試験方法は、スティンガー(敏感肌の方)の頬に被験物質(製品)を塗布した後、感覚刺激を評価します。
パッチテストと異なり、ガイドラインや評価基準が明示されていないため評価する企業様によって評価基準等が異なりますので、詳細はお問い合わせください
スティンギングテストに参加される被験者様「スティンガー」とは何ですか?
敏感肌の方を指しますが、中でも弊社では、「スティンガー」は5%乳酸で刺激を感じる方を指します。
ご依頼の際、メチルパラベン等を設定させていただくことも可能ですが、設定する製剤のご提供をお願いする場合がございます。
試験に参加される被験者様は日本人ですか?
はい、試験に参加いただく方は日本人に限らせていただいております。
日本にお住いの日本人成人(20歳以上)男女が試験対象となります。
スティンギングテストの実施方法(被験者選択基準や評価方法)について教えてほしいです。
被験者様の選択基準は以下の3項目です。
① 20歳以上の日本人成人男女
② 5%乳酸の塗布により、皮膚刺激感を感じる方
③ 生理食塩水の塗布において皮膚刺激を感じない方
他にも、お薬使用状況や皮膚状態などの除外項目に該当しないことが参加条件です。
試験ご依頼時は、試験開始前(倫理審査前)に弊社からお渡しする「試験実施計画書」(被験者選定基準・除外基準、試験方法、参考文献などを記載したプロトコール)をご確認いただき、過不足・修正があればお声がけいただく手順で試験を進めさせていただきます。
パッチテストと スティンギングテスト、同時に依頼できますか?
もちろん同時にごいただけます。
パッチテストは、皮膚の一時刺激性、スティンギングテストは、感覚刺激を評価します。つまり、目的が異なりますので、同時にご依頼いただくと、より製品のデータが多方面から得られます。

価格面ですが、同時にご依頼いただくとお値引きの対象となりますので、さらにリーズナブルに承ることが可能です。
試験で使用する検体の量はどれくらい必要ですか?
パッチテスト20名、スティンギングテスト10名の場合、液体10~30mL、固形や粉体10~30g程必要です。
1症例に使用する量がさほど多くないため10mL(10g)あれば十分ですが、
配送時の漏れや粘性による容器への付着を加味し、少々余裕を持った量を提示させていただいております。