よくあるご質問

よくあるご質問FAQ

パッチテストに関するQ&A

一般的なパッチテストはどんな方法ですか?
化粧品の場合、20名の被験者様で試験を行います
「化粧品の安全性評価に関する指針」を準拠した方法(皮膚科専門医の指導の下)での実施体制となります。

医薬部外品の場合、被験者様40名以上での実施が推奨されています
ただし、広告における訴求目的で実施する場合は化粧品と同様の20名で行います。
敏感肌パッチテストの「敏感肌」はどのような基準で選定されていますか?
「敏感肌を自覚される方」の中でも、以下①~④に該当する方を選定させていただきます。
① アトピー性皮膚炎等の敏感肌と判断できる既往をお持ちの方
② 敏感肌を自覚される方の中でも、スティンガーの(5%乳酸で刺激を感じる)方
③ 敏感肌を自覚される方の中でも、複数の化粧品で皮膚刺激を感じた経験のある方
④ 過去に弊社のパッチテストに参加し、複数回赤み等の症状が確認された方
皮膚科専門医の確認の元、試験に参加して問題の無いと判断された方にご参加いただきます。
パッチテストの評価基準はありますか?
ご希望がなければ基本的には本邦基準で行いますが、ICDRG基準で評価することも可能です。
うゆるさんが行うパッチテストの基準(試験方法、条件や手順など)をご教示いただけますか?
弊社がご提案するパッチテストの試験方法は、「化粧品の安全性評価に関する指針」を準拠した方法(皮膚科専門医の指導の下)での実施体制となります。
(医薬部外品申請を目的としたガイドライン「医薬部外品に関する臨床評価ガイドラインについて」を遵守する方法とは異なります。)
基本的な試験概要は、被験者20名、閉塞貼付時間24時間で実施します。(人数の増加や閉塞時間48時間希望などは、ご連絡・ご相談ください。)
弊社の5000症例の臨床実績技術スタッフが試験を運営し、皮膚科専門医が試験方法の監修や結果評価を行います。
手法等の詳細は報告書サンプルをご請求くださいませ。
なぜ、うゆるさんの化粧品のパッチテストは20名からなのですか?
統計学的観点からです。
医薬部外品申請の場合は、「医薬部外品に関する臨床評価ガイドラインについて」を遵守するため40名以上となりますが、広告・訴求を目的とした場合、「科学的根拠」を担保するためのデータのため、統計学的観点から弊社における最低人数20名は必要と考えております。
通常のパッチテストと、敏感肌パッチテストは何が違いますか?
対象となる被験者様が異なります。
株式会社うゆるの敏感肌パッチテストは、「敏感肌」のご自覚のある方を対象にパッチテストを行います。ご希望に応じて、5%乳酸やクエン酸やメチルパラベンに対して皮膚刺激を感じる方を「敏感肌」として試験を行うことも可能です。
どんな製品でパッチテストを行えますか?
化粧品・医薬部外品・日用品・衣類など、日常的にお肌に触れる製品は評価が可能です。
ただし、製品の使用方法によって試験方法が異なります。
例えば、シャンプーや洗顔石鹸などの洗浄剤は試験の際には薄めて使用します。
ご相談いただければ最適な方法をご提案いたします。
洗い流す化粧品(クレンジング・石鹸など)のパッチテストはできますか?
はい、もちろん承ります。
ただし、洗い流す化粧品のパッチテストを行う際は、通常は1%に希釈(濃度を薄く)して行います。
メイクアップ品のパッチテストはできますか?
パッチテスト、スティンギングテストともに承れます。
事前に製品名、剤型(液体、粉体などの情報)、成分一覧の情報をいただけますと実施がスムーズに進みます。
日用品の洗剤のパッチテストはできますか?
はい、もちろん承ります。
食器用洗剤や洗濯用洗剤など、皮膚に使用することが目的ではない界面活性剤のパッチテストを行う際は、製品の特性に応じて希釈(濃度を薄く)して行います。
濃度設定については、担当のスタッフとご相談の上で設定させていただきます。
シートマスクのパッチテストを行いたいです。シートごとパッチテストしていただくことは可能ですか?
可能です。シートごと閉塞貼付することが可能です。
ご依頼時は、化粧品成分一覧と併せてシートの素材もご教示ください。
試験の結果、赤みなどの症状が出た場合は、データをいただくことはできますか?
はい、赤みなどがでた方のデータはお渡しします。
評価結果と併せて症例画像(写真)を報告書に添付してお渡しいたします。画像データを添付することで追加料金が発生することはございません。
試験に参加される被験者様は日本人ですか?
はい、試験に参加いただく方は日本人に限らせていただいております。
日本にお住いの日本人成人(20歳以上)男女が試験対象となります。
30名以上の被験者様でのパッチテストをお願いしたいです。可能ですか?
定期試験で承れます。
試験詳細をこちらからご入力いただきますと担当者より御見積書をお送りの上、ご案内からさせていただきます。
48時間の閉塞貼付での実施をお願いしたいです。可能ですか?
定期試験で試験を承ることが可能です。
ただし価格面は人数、納期を別途ご相談させていただいた上で、御見積させていただきます。
敏感肌対象のパッチテストですが、スティンガーのパッチを依頼したいです。可能でしょうか?
はい、承れます。ただし、人数や条件によっては定期試験の納期よりもお時間をいただくことがございます。まずはお見積りまたは、お問い合わせください
乳幼児のパッチを依頼したいです。可能ですか?
大変恐縮ではございますが、ご質問の乳幼児連用試験は、現在は実施しておらず
成人のみのご対応となっております。誠に申し訳ございません。
今後、実施させていただく際にはご連絡いたします。
パッチテストと スティンギングテスト、同時に依頼できますか?
もちろん同時にごいただけます。
パッチテストは、皮膚の一時刺激性、スティンギングテストは、感覚刺激を評価します。つまり、目的が異なりますので、同時にご依頼いただくと、より製品のデータが多方面から得られます。

価格面ですが、同時にご依頼いただくとお値引きの対象となりますので、さらにリーズナブルに承ることが可能です。
試験で使用する検体の量はどれくらい必要ですか?
パッチテスト20名、スティンギングテスト10名の場合、液体10~30mL、固形や粉体10~30g程必要です。
1症例に使用する量がさほど多くないため10mL(10g)あれば十分ですが、
配送時の漏れや粘性による容器への付着を加味し、少々余裕を持った量を提示させていただいております。
パッチテストで使用されているシールを教えていただけますか?
はい、もちろん共有させていただくことは可能です。
状況(検体・参加する被験者様)によって使用するシール(パッチテストユニット)は変わる可能性がありますので、試験報告書で共有させていただきます。